小さな農園 イトナミ【無農薬野菜】【固定種の野菜苗】

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BLOG

2020/04/25 19:26

苗で売っているものは、苗で植えたら良いんだけど種まきってどうやってやったら良いの?

意外と敷居を高く感じている人も多いのかなー。なんて訳で、簡単にですが種まきの仕方をご紹介〜


①種まきのコツ!
・培土は詰める前に水をかける!
・種まきの深さは種の3〜5倍の深さ!
・種に土をかけた後は平らに鎮圧!
・発芽まで水をかけ過ぎないこと!

培土は乾いていると、水を弾いて浸透していかないのでポットやセルトレイに土を詰める前に水をかけて、よく混ぜ合わせましょう。ギュッと握ると固まるけどポンッと崩れるくらいが最適です。種の発芽には水分も酸素も必要なのです。種を撒いてから発芽するまでの3〜4日間は、水分と酸素がちょうど良くある状態を維持してあげる事が種まきの最大のコツです。種まき後に水をたっぷりとかけるのは禁物です。種の腐敗の原因になります!種まきの深さは、種の3〜5倍の深さで撒きましょう。均一な深さ・湿度・温度を維持すると発芽が揃ってその後の管理などが楽になります。種に土をかけた後は平らに鎮圧しましょう。鎮圧する事で乾燥を防ぐ事ができます。また、根っこが伸びようとする根圧で種が浮いて来ることも防げます。最後に重要なのは、発芽まで水をかけ過ぎないこと!発芽には水分と共に酸素が必要です。5月以降は暖かいので温度の心配は無いと思いますが、失敗のほとんどは過湿による種の腐敗が原因だと思います。なので種まき当日は水をかけません。次の日以降は表面が乾いていたらジョウロでサッと軽くお水をかけてあげましょう。双葉が出揃ったらたっぷりとお水をあげますが、その後も毎日水やりする必要はありません。トレイやポットを持ち上げてみて軽くなったなと思ったらその都度たっぷりとお水をあげましょう。


②種は何に撒いたら良いんだろう?
種の大きさによってポットや128穴セルトレイ・育苗箱を使い分けましょう。

「大粒の種→ポット撒き・箱撒き」
(カボチャ・キュウリ・ズッキーニ・エダマメ・エンドウ・インゲン・オクラ等の5〜10mmくらいの種)

「小粒の種→ポット撒き・セルトレイ」
(キャベツ・レタス・コマツナ・シュンギク・トマト・ピーマン・ナス等の1〜3mmくらいの種)

「極小の種→箱撒き」
(ハーブ類0.5mmくらいの種)

種が沢山ある時や苗が多数必要でない時は、ポットに直接撒くのが楽だと思います。ポット撒きの際には3〜5粒の種を撒いて、良いものを一本だけ残すと言うのが基本ですが種を沢山消費します。一方で128穴セルトレイは1穴に1粒ずつ撒くのが基本なので、種の消費が少なくて経済的です。トマトやナスなどの果菜類は、セルトレイに撒いて本葉が1〜2枚出てきたらポットに植え替えますが、5月以降の暖かい時期のキャベツやレタス・コマツナ等の葉物はセルトレイに撒いて本葉2〜3葉くらいで畑に定植できるので、育苗期間が短くて楽なので家庭菜園でもオススメの方法だと思います。


以上
お家で種まきする際のコツでした〜
箱撒きやトレイ撒きからのポットへの植え替えやトレイまきからの畑への定植なんかはそのうちまた〜
頑張ろう〜!農ライフ!

小さな農園イトナミ


↓セルトレイに撒いて本葉2葉のトマト

↓ポットへ仮植

↓葉っぱが大きくなってきたら間隔を広くしてあげてね